組織
国ごとに複数の組織がありますが、それ以外にもハンターギルド
魔術ギルド、バロック等の世界に跨る組織があります。
この項目ではそれぞれの組織を説明させていただきます。
国ごとに特色がある場合は、第三章の国家を参照にしてください。


治安組織「ガーディアン
 基本的には、街の治安維持をその任務とする組織です。
彼らは治安維持のため、民間人よりは少々威力の高い武器や防具を装備することを許されています。
また、ハンターと違い、有事の時のために、それらの装備を常に装備することも例外的に許されています。
情報に関しても、彼らは無料にてガーディアン本部の情報を、自由に教えてもらう権利を有します。
この情報は、ガードの範囲のみですが、治安維持に密着してる職業柄、住民に近しい情報も手に入るかもしれません。
ただし、これらの利点と引き換えに、彼らは上司の命令を、ほとんどの場合忠実に遂行することを義務づけられています。
 彼ら自体が治安維持の妨げになった場合は即刻、ガーディアンの資格を剥奪されます。
時には、街から追放される者も存在しますが、これはひとしく死刑宣告と同じです。
一人が身を守る場所が少ない所で、ミュータントから逃げ惑いつつ生活するのは、不可能に近いからです。
団体行動が多いため、事務的なことをする部署もあり、文武に長じている組織です。


軍事組織「ルーラソーディアンズ
 基本的には、街をミュータントや他の街からの守護を任務とする組織です。
現代で言う、軍隊の様なものであり、破壊力のある武器やハンター達より丈夫な鎧を装備することを許されています。
また、任務の時はガーディアンのように、それらの装備を常に装備することも許されています。
情報に関しても、彼らは無料にてソーディアンズ本部の情報を自由に教えてもらう権利を有します。
この情報は、ソーディアンの範囲のみですが、外に出ることもあるため、他の街の軍の情報も手にはいるかもしれません。
ただし、これらの利点と引き換えに、彼らは上司の命令をほとんどの場合、忠実に遂行することを義務づけられています。
 彼ら自体が治安維持の妨げになった場合は即刻、ソーディアンズの資格を剥奪されます。
時には、街から追放される者も存在する、これはひとしく死刑宣告と同じです。
他の街からも追放処分の伝達が行き渡り、何処にも避難できない者も居るもようです。
下位の隊員は武に長じているが、文に欠けることがある者のいます、しかしほとんどの物が文武に長じている組織です。


研究組織「ランサーギルティ
 基本的には、 『旧世界の遺跡』の管理や発見などを主に任務する組織です。
様々な部門に枝分かれしていて、主な部門は『隠密』『研究』の二つです。
主にしている事は旧世界やミュータントの生態等の研究などを行っています。
時には、旧世界の遺跡を他の者や、金目当ての荒くれ者から守るために、現場管理の任務もあるもようです。
 遺跡はこの世界にとって、知識の固まりや力の固まりとして垂涎の的なのです。
残念ながら、街ぐるみで隠匿やネコババされてることが、少なくはないようです。
その為、裏の顔としては各街の情報収集や、時には暗殺などを行う隠密的な隊員も居るみたいです。
また、ランサーの上位には裁判をする部門あり裁判などの裁判履歴等も閲覧する事が出来ます。


冒険ギルド「ハンター
 この世界でもっとも最初に結成されたギルド、対ミュータント用の人材が多く集まっています。
彼らは他の組織とはいっさいの利害関係を共有しておりません、他の組織の要請でも、必要なら拒否する権限をもちます。
最近はミュータントが街まで出てくることがなくなったので、街の人のさまざまな依頼を請け負う「何でも屋」になりつつあります。
彼らは職業柄、民間人よりも致傷力の高い武器や防具を入手できます。
しかし、当然、普段はこれらの物を装備することは許されず、依頼中のときのみ装備することを許されています。
そのため「預かり屋」と言う店もあり、街中で休職の時には店を利用するものも増えています。
また、ハンターはある程度の情報は、ギルドで相当の金を払えば教えてもらうことができます。
その情報は、ハンター組織が今までの経験や、仕事上集まった情報が詰まってますので、広範囲の情報があるでしょう。
 ただし、ハンターにはハンターの掟があり、これを破ると当然ながら、ハンターの資格は剥奪されます。
また、その行為がハンターらしからぬ人々に危害を加えるものだった場合は、ガードからの罰以前に、極刑に処せられることもあります。
彼らはあくまで人々の生活の助けとして、存在するべきものであります。
彼らはその性質上、武に長じているが、文に欠けることがしばしば多いもようです。
 

学園ギルド「ナユタアカデミー
 本来は、未成年や青年を集め、ガード、ソーディアン、ランサーのいずれかか、魔術師になるかを学ぶために。
ナユタで、多数の弟子を取る師匠の下に集まって、学習する場でした。
それが、いつしか青田買いや、ガードやソーディアンの人材漁りの場になってしまった為に。
正式に外国として、他の権力不介入の場となったという経緯が一番有名とされています。
本部はナユタですが、このような新たな人材を育成できる場の存在を、他の街も喜び、着実に支部を広げて行ってるもようです。
他のギルドと交流は持ちますが、本部が他国の為に人によっては白い目で見たりもします。
街の人たちからの反応は、「いまだに一人前の仕事ができない、半人前の集団」と言う目で見られることが多く。
誰か悪人が出たら『悪人を出したアカデミーの生徒』と言う目がついて回るでしょう。
それでも、アカデミー出身者はエリート候補に入ることが多く、どの街でも、生徒希望があふれてるようです。


任侠ギルド「バロック
 街ができる前に、市民を守っていた自衛団が元となった魔獣大戦のドサクサで出来た組織です。
ハンターギルドが作られたときに、あぶれてしまった元幹部やハンターギルドの規則は理念に反するなど
ハンターギルドに、なじめなかった自衛団が己の今までの功績を盾に作り上げた組織。
ハンターギルドのように、広いネットワークを持つものではないが資金や政府に顔が聞くため。
現代で言う、任侠組織に近いギルドとなっている。大地教徒やハンターの中ではタブーになりやすいです。
ミュータントの遺骸を使って武具を作製したり、安全性の観念から問題がでて破棄された技術教徒の武器等を生成して。
高額な値段で、バロックの組員に売買するという組織となりました。
組員は何らかの目的で、バロックに属しているが庇護は少なく、毎月上納金を納めねばならず世間からの評価は、
仁義がある荒くれ者という見方をされています。


魔術ギルド「メイガス
 ウエノに本拠地がある魔術師による魔術の研究組織です。
ある程度大きな街ならかならず支部があり、国家間の争いなどに関係なく法外的に存在している組織です。
ただ犯罪を犯せば当然捕まるし、死刑もありえます。ただし、街間戦争や鎖街などしても通行規制など受けないといる法外です。
理由は至って簡単、上位の術士ならば魔法の力により一瞬でどんな守りでも突破してしまうからです。
その為の抑止力より、表立って通るなら罪にしないから魔法での移動は遠慮してと言う、ある種、他が下手に出る機関でもあります。