亜人特徴

猫の目…15CP
この特徴は僅かな光さえあれば暗闇でも修正無しで動けます、そして、暗いところから明るいところに移動しても瞬時に適応できます。
たとえスタングルネードを使われても生命判定に成功すれば無修正です。また失敗したとしても敏捷力に−4の修正ですみます。
猫の眼は人からは気味悪がれ反応に−1の修正を与えられます。

爬虫類の目…10CP
爬虫類のような目を持ち一般人に気味悪がられ反応に−1の修正を与えられます
熱を感知して物を見分けます、闇夜の戦闘でも、−1しか修正を受けません
陽光のもとで隠れている生き物を発見するのに、+2の修正を受けることができます
追跡にも役に立ちます。過去一時間以内の跡をつけるなら、追跡の技能に+3のボーナスが得られます。

愛嬌…5CP/Lv
可愛らしい、凛々しいなど、亜人の反応修正値をLv分修正します。
ただし、愛嬌のLvは亜人特徴による反応修正の−値分のみとなります。

カメレオンの目…5CP
カメレオンのように顔の横に目が一つずつあり、左右自由に動かせます。
その為、後ろだろうが横だろうが全周囲を見渡せますが、容貌が最悪になります。
ていうか、子供は恐怖判定者です。ちなみに横でも後ろでも修正無しで受け止められます

動物的な足…15CP
この特徴の持ち主は「高速移動」と「超跳躍」の特徴を取れます。
人間の足にしては不自然な形をしていて、肉食動物的な足の形をしています、その為、普通より早く走れ高く跳べます。
しかし、所詮は人間の肉体能力を使うたびに以下の判定をすること
超跳躍はレベルをペナルティに生命力判定、失敗すると1点ダメージ。跳躍技能÷8分の数値を判定値に足せる
高速移動はレベル÷2をペナルティに1分ごとに生命力判定、失敗すると1点ダメージ。ランニング技能÷8の数値を判定に足せる
また、この特徴は超跳躍Lv1と高速移動Lv1を抱擁しいます。

鉤爪…30CP
振り/切り 突き/刺し、恐ろしい鉤爪は一般人からは恐怖の対象として扱われます。
その為反応に−1の修正を与えられます。素手を武器扱いとするので武器を受けられます
『特殊限定』
この特徴を片手だけにするとCPが20CPになるが格闘技能で武器を受けられる回数は一回に減ります。

短い鉤爪…20CP
振り/切り−2 突き/刺し−1、従来の鉤爪より短く用意に隠すことはできますが
やはり大型ナイフ並の切れ味があるため、反応に−1の修正を与えられます。
素手を武器扱いとするので武器を受けられます
『特殊限定』
この特徴を片手だけにするとCPが10CPになるが格闘技能で武器を受けられる回数は一回に減ります。

鋼の手足…15CP
手足が丈夫で、武器に使うことに適しています。
パンチのダメージを+2点、キックのダメージを+1点します。
素手を武器扱いとするので武器を受けられます

不快な声…20CP
この特徴を持つ者は人間とは思えない声で他人に不快さを覚えさせます。その為、反応に−2の修正を与えられます。
その代わり超音波の声を出せ耳もその音を捉えられるため声を出してる間は生体ソナーとなります。
その為暗闇でも背後でも生命力m内の物体の動きを感知できます。
が、自分が超音波を発するか超音波を発生させるなにかを持ってないとはいっきり言って意味無しです。
なお、戦闘など激しい運動中連続して声を出せるのは生命力秒です。
それを過ぎると10秒間は行動やめ深呼吸が必要です。呼吸法がある人は判定をし成功すれば1秒でまた発声できます。

石の体…40CP
皮膚が石のように硬くなり体全体を外骨格の様に覆っています
その為、この特徴の持ち主は我慢強く5点の防護点と2点の受動防御値を持ち
パンチのダメージは+2点されキックのダメージも+1点されます
ただし利点ばかりではありません、鎧は着れなくなり容貌も醜いになってしまいます
また体を動かすためにどうしても隙間ができてしまい、攻撃タイプ刺しにかぎり
技能判定に修正4を加えて成功させられると防護点を無視されます
この特徴を取った上で鉤爪の特徴を取るならば10点ほどCPは安くなります
しかし取ることをお勧めしません、十中八九成長途中で濡れ衣をかけられ殺されるでしょうから……

モグラの爪…35CP
鉤爪のバリエーションで,攻撃型の「振/切」「突/刺」,反応−1は一緒です。
ただ,この特徴があると,ベーシック記載の穴掘りルールを無視して,秒間体力×(柔らかい土なら0.2,普通なら0.1,固いなら0.08,
端数切り捨て)の速度で穴を掘れます。石や岩を砕くことはできません。
疲労はベーシック記載のものに準拠します(1時間掘る場合,柔らかい土は1点,普通は2点,固いなら3点)。
特徴の性質上,片手のみの限定はかけられません。ものを持っていても穴は掘れません。

水掻き…5CP/10CP
両手両足に水掻きができます。水中の移動力が,普通の走行時+1と同じになり(避けにも影響,ランニングは足さない),
<水泳>技能判定に+3されます。手,または足にしか無い場合,移動力−1で<水泳>へのボーナスは+2です。
手に水掻きがあると,手を使った技能−1,足に水掻きがあると地上での移動力−1(避けにも影響)を食らいます。
ただ,10CP払った水掻きは折り畳むことができ,邪魔にならないので,あらゆるペナルティーを受けません。
10CPの場合手足に分けるメリットは少ないですが,亜人に対する偏見持ちの人間に水掻きをバレない(バレると反応−1です)
ようにしたい場合は有効でしょう(5CPの水掻きは大きくて隠しようがないのです!)。

吸盤(またはざらついた指先)…7/12CP
手と足の指に吸盤がついており,<登攀>判定に+5されます。また,移動力の半分の速度で垂直な壁を登れます。
一応反応は−2ですが,いとも簡単に壁を登っていく姿に人は英雄めいたものを感じるかもしれません。
吸盤には,指先が太くなって不器用になるものと,物を吸い付けてより器用になるものの2種類があり,
前者は器用さ−1(武器技能などには影響しない)で7CP,後者は器用さ+1で12CPです。

蹴爪…15CP
鉤爪のバリエーションで,キックが切り型になります。
また,この特徴を持っていると,生来のスパイクとなって移動力が+1
(避けに影響)されます。ランニングや登攀の判定に+1されます(壁を傷つけるのは間違い無いです)。
当然,普通の靴は履けなくなりますし,靴を履いてもいいことはありません(あらゆるボーナスが無意味になります)。
靴を履かない場合人目で亜人とバレて反応−2,かつ,靴を履かないことを嫌う人間にはより反応にペナルティがかかります。
特別増強:鳥の蹴爪
同じCPで,鳥類のように固く鋭い爪を生やします。キックが刺し型になります。
足音を消すことができなくなり(「忍び足」などに−8),登攀はできなくなります。
(上半身だけで登ることはできますが,体力に相当なペナルティがかかるでしょう)
柔らかい床を傷つけずに歩くことは不可能です。

…5CP
噛みつくことで,「ベーシック記載の噛みつき表に従ったダメージ+2/切」を与えられます。
牙を持っていることは会話や食事でバレ,反応に−2されます。ヴァンパイアの存在と関連づけられるとより反応は厳しくなります。

角(またはとげ)…部位ごとに5CP
体のどこかにとげが生えます。頭に生やすと角です。その部位を使った攻撃に「ダメージ+1/刺」の特性を与えます。
カンガルーのような尻尾に生やせば「振+2/刺」になります(ただし,この場合凶悪さが増して反応修正がさらにマイナスされます)。
部位を増やすごとにCPが必要です(ただし1本角か2本角かなどは問いません)。
異常部位には普通の鎧や兜はつけられません。
(数を増やしても反応は一緒ですがあまりに多いとミュータント扱いです)。

尻尾…−5CP/15CP/30CP
ただの尻尾なら,反応−1かつ鎧を着る邪魔なので,−5CPの不利な特徴です(この尻尾でも振り回して虫を追い払うくらいはできます)。
15CPを費やして作った尻尾は,サルの一種のように,物を器用につかむことができます。
とは言っても,武器を振るうようなことはできず,両手が塞がっているときに何かを押したり掴んだりできるくらいです。
落下しそうになったときなどに,GMが適当なペナルティをかけた「敏捷判定(+戦闘即応1)」に成功すれば
とっさに手がかりを掴むことができます。この尻尾にできることはGMが判断します。この尻尾を狙った攻撃は−5のペナルティを受けます。
戦闘中,自由行動として何かできるかもしれません。
30CPを費やして作った尻尾は2種類あります。
1つはカンガルーやオオトカゲのような太い尻尾で,振り回すことで「振+1/叩」ダメージを負わせることができます。
敵が正面にいる場合は,方向を変えながらの大振り攻撃になります(敵が後ろにいることが分かっていれば普通の攻撃ですが,
相手を見ずに攻撃するなら−5ペナルティがつきます)。長さは1で近接距離では使えず,判定は<野獣格闘技>で行います。
この尻尾はフレイルと同じように相手の能動防御にペナルティを与えます(止め−2,受け−4,軽い武器では受けられない)。
もう一つはヘビのようにしなやかな太い尻尾で,相手に巻き付いて攻撃できます。
この尻尾は十分な長さがあり,正面の相手に使えます。組み付きの判定(<野獣格闘技>による)に+2され,
締め付けの即決勝負に+5できます!
どちらの尻尾も,10CPのように器用なことはできず,大きくて目立つので反応修正が−3あります。
しかし,この尻尾で支えることで「転倒」判定に+4されます。
尻尾を狙った攻撃は−2のペナルティで,後方からの攻撃しかヒットしません(ヘビの尻尾で前を攻撃している場合は別)。

…10CP
背中に翼が生えます。亜人が行えるのは,せいぜい滑空するくらいです。
当然普通の鎧は着られませんし,金属製の鎧は着ようとしないでしょう。翼に対する部位狙いの修正は−4です。
飛行のルールは「ガープス・ルナル」におけるミュルーンの飛行ルールに基づきます。技能は<飛行>です。反応修正は−1です。

体毛…5CP
色や長さは自由でかまいません。全身に獣のような体毛が生えています。
寒い地域では季節の変わり目に「冬毛」になり,普通より10度低い気温に耐えられるようになり,寒さに耐えるあらゆる修正に+1されます。
「異質な肌」とは違い,防護点は1点しかありませんが,体毛は剃ることができます。
地肌は人間の物と同じです(つまり体毛を剃ることで人間と変わりない外見になれるということです。
ちなみに剃った体毛は髪の毛の倍のスピードで生えます)。
体毛を持っていることで反応は−1されますが,美しい体毛は人間の羨望の対象になるかもしれません
(あまりに美しいと,毛皮として狙われかねませんが!)

殺菌体液…5CP
この特徴を持っているキャラは,体液中を殺菌消毒成分が多く流れているため,病気に対する耐性があります。
「病気耐性」ほど強くは無いですが,病気に対する生命力判定に+2されます。反応修正はありません。
この特徴だけ持った亜人というのもいないでしょうが。
この特徴を持つキャラは唾液にも多くの消毒成分が含まれているため,一瞬で応急処置を終える事が出来ます

石頭…5CP
人間ではあり得ない異様に固い頭蓋骨を持っています。
頭蓋骨の防護点が5点になります。叩き武器による気絶や朦朧はあり得ます。ふつう「我慢強い」を持っているでしょう。反応修正はありません
が,頭だけが異様に大きい体つきになることもあり,その場合は容貌による修正が来るでしょう。
特別限定:皿…5CP
いわゆるカッパの皿のように,固い部位が頭皮に露出しています。針金のように固い髪の毛が生えているということでもいいでしょう。5点の防
護に加え,頭部の受動防御が1点増加します。ただし,見た目で分かる異常部位であるため,反応が−1されます。ちなみに水が乾くと倒れる
ようなことはありません。

センサー嗅覚…10CP(+2CP)
「鋭敏嗅覚3レベル」を含みます。犬や地中生物などが生来持っているもので,形は犬型やモグラ型になり,
反応は−1になります(容貌の程度によっては可愛らしく見えるでしょう。少なくとも「容貌/普通」ではこっけいな顔になります)。
これを持っていると,においを追跡することで特定の人間を捜し当てたり,物を探知できたり,
なんらかの病気を持っていることが分かる可能性があります。
GMが適当にペナルティやボーナスを与えた「知力判定(嗅覚判定ではありません)」に成功すると,この鼻で様々なものが感知できます。
また,2CPを追加で取ると,自由に鼻の穴を閉じられるようになります。鼻を閉じると匂いの影響が完全に無くなります。

猫舌…5CP/8CP
「鋭敏味覚3レベル」を含みます。いわゆるザラザラなネコの舌です。
5CPの舌は本当に猫舌で,常識で考えて熱い物を食べるには「意思−5判定」が要ります。8CPは熱い物も平気で食べられます。
また,骨を舐める際などに+5のボーナスがあります(必要になるかは甚だ疑問ですが)。
このボーナスを放棄するなら,ザラザラでなくてもかまいません。
この特徴は「センサー嗅覚」と似ていて,舐めてみて感知できることは,
GMが適当なボーナスやペナルティをかけた「知力判定(味覚判定ではありません)」に成功すれば分かります。
しかし,毒味などの場合,普通よりも少量で済むものの毒が体内に入るわけですから,危険はあります。
犯人の足跡を舐めて追跡していればいずれ吐き気に襲われます。
外見的な特徴ではないので反応修正にペナルティはありませんが,何でもかんでも舐めていれば周りの人間は相応の反応をするでしょう。

触角…8CP
虫や一部の魚類が持っている触角を持つことができます。
触角は「鋭敏味覚・嗅覚・触覚(温度変化などを見分ける)3レベル」を持っています。
触角で対象に触れることで,味や温度が分かりますし(0.1℃の差も比べ分けることができます),匂いはつねに感知します。
外見は,チョウのようなもの,鯉のヒゲのようなもの,ゴキブリのようなものでも自由です。
触角を狙った攻撃は−6の命中修正を与えられます。触角はくねくね動かすことができます。
ものを持ち上げたりは出来ませんが,何かできることはあるかもしれません。やや気味が悪いので,反応は−1です。
さらに,ゴキブリ嫌いの人の作った料理をゴキブリの触角で味見したら,デザートのクリームパイをぶん投げられるかもしれません
(その前に棍棒で殴られるかも!)。

水中会話…5CP
水中で「ガバガバガバ」ではなく,ちゃんとした音を伝えられます。水中で呼吸ができるわけではないので,息継ぎはしないといけません。
この特徴を持っていない相手にも伝えられます。ただし,その場合,相手の返事は「ゴボゴボゴボ」なので理解はできません。

臭腺…10CP
いわゆる「イタチの最後ッ屁」や「スカンクガス」が可能であることを表します。
これを持っているキャラは20÷生命力時間に一度,
直径5ヘクスの円周内(または内径120°の扇状)に強烈な悪臭と催涙効果のある化学物質を放出できます。
敵味方の区別はつけられません。これを食らった目標は「生命力+2」判定を行い,失敗すると1Dターン失明,
成功してもしないでも1D分間鼻が効かなくなり,あらゆる判定に−2されます。臭腺はお尻に付きます。
使うためにはお尻を露出させないといけません。
一度でもこれを使う所を見られたら,もはや友達だとは思ってもらえないかもしれません
(反応−2です。それでも愛してくれる友達は一生の宝です!)。
また,臭腺をこすりつけることによって「匂い付け」をすることができます。
匂いは1D日間持続し,「センサー嗅覚」によって,匂いを付けた者を嗅ぎ分けることができます。
内容的に,可愛い女の子の亜人以外がやると他のPLから許して貰えないかもしれません。

咆吼…5CP
狼のようによく響く吠え声をあげることができます。
直径が生命力kmに等しい円形範囲に響き渡ります。
耳元でこれをやられると,避けられなかった場合
(受けは不可能ですが,適切な盾なら遮れるかもしれません),1D−1ターン敏捷力−2となり,1D+1分耳が聞こえなくなります。
か弱い人間(またはファンブル)だと失神するかもしれません。
化け物じみた大声の持ち主だと思われますが,しょっちゅう吠えてないかぎり反応修正はありません。
ただし,街中で吠えるとミュータントが侵入したと間違われる可能性があります。

優性遺伝…5CP
この特徴を持つものはどの種族とも交わる事が出来ますが
子供は必ず優性遺伝を持つ種族になります。
優先遺伝をもつもの同士の子供は、ダイス勝負で勝った人血統になります。
また、この特徴を持つものは外見は十代半ばから二十代半ばで固定となります。

発情…−15/−5CP
前提:他の亜人的特徴最低1つ
覚悟を決めてから取って下さい。
この特徴を持っているキャラは,男女問わず周期的に発情期となり,異性に対して強烈な「好色」の特徴を発揮します。
プレイヤーは周期(サイコロで決めてもいいでしょう)をあらかじめ決めておき,
周期になると必ず「発情した」ロールプレイをしなければなりません。
「好色」に耐える意思判定は出来ません。また,「性的バーサーク」状態になります(意味はご想像にお任せします)。
発情期の姿を見られるとしばらくは反応に−2されます。
ただし,美形の異性に「発情された」場合,プラスの反応修正が来るかもしれませんが…
種族的に近い亜人にしか発情しない場合,−5CPです。

発光部位…5CP/−5CP
この特徴を持つ亜人は,体内で特定の科学物質を反応させることで,体のどこかを光らせることができます。
と言っても,ランプや蝋燭のように灯りとして使えるほどの光ではありません。せいぜい蛍などの生物が創り出す灯りと同じで,触るほど近づけてみてかろうじて字が読める程度の光です。
昼間に光らせてもよく分かりません。
光らせることは自分の意志で調整できます。
光らせる部分は自由です(眼を光らせても構いませんが,動物の目が夜に光ってみえるのとは根本的に違う原理です)。
しかし,体表面積の1/10を越える部位を光らせてはなりません。
−5CPとなるのは,髪の毛や爪,牙,骨などの部位が発光するケースで,自分の意志に関わりなく夜になると光ります(少なくとも3時間は光は持続します)。
光る部位を持っていることが他人に知れれば,−1の反応修正を得ます。しかし,芸能活動などにおいては有利に働くこともあるかもしれません。
−5CPの場合,この特徴を持つミュータントの体は工芸品の材料になるためハンティングの対象になっていることを忘れないで下さい。
無謀で倫理観念の薄い猟師なら,亜人を殺してその髪や牙を奪おうとするかもしれません。

肉球…5CP/−10CP
「鋭敏感覚2レベル」(ただし,分かるのは触覚のみ)を有した部分です。
全身の手足に肉球がつきます。触るとぷにぷにして気持ちいいです。この部分は敏感なので,この部分に対する攻撃(つまり手狙いの攻撃)は,「我慢強い」キャラは「我慢強く」ないものとして,我慢強くないキャラは「痛覚過多」であるとみなします。
5CPの肉球は,人間らしい指に長細い肉球が備わるもので,通常生活を送るのに何ら差し障りはありません。しかし,−15CPの肉球は,犬や猫のそれに近く,指が短くなるので物を握りにくく,武器技能や手先を使った技能の判定に常に−4のペナルティがかかります。ただし,<空手><ボクシング><野獣格闘技>など,ものを掴むことが必要ない攻撃法なら関係ありません。

多産…−5CP
前提:他の亜人的特徴最低1つ
この特徴を持つ亜人は多産です。この亜人が属する種族全てに当てはまる特徴です。
1回の出産で少なくとも4人の子供が産まれます。別に女性の乳首が増えなくてもかまいません。

この特徴を持つ亜人は,背景としてもの凄い数の家族がいることになります。それは「仲間」または「後援者」でもありますが,むしろ「足手まとい」としての側面が大きいため,−5CPの不利な特徴になります。もしこの特徴を持つキャラクターが子供を作った場合の支出なども考えると,ちょっと気が遠くなります。
この特徴を持つ亜人と持たない亜人および人間が子供を作る場合,ルール上,「多産」なのが男性だろうが女性だろうが子供は多くなります。

何連続も四つ子や五つ子を産んでいれば人々は驚くかもしれませんが,反応修正は何ら課せられません。


天変感知…10CP
前提:感知系の亜人的特徴最低1つ
動物は超感覚によって,天変地異や天気を予知できるといいます。この特徴を持つキャラクターも,自分の特殊な感覚部位によって
明日雨が降ることや,近々地震が起きることを感知できる「かもしれません」。
「危険察知」と違って,明日の天気などは能動的に試みることができます(知力に適当なペナルティを課す)。
天変地異が感知できるかどうかはGM次第…つまり,何か天変地異が起こるとき,感覚的に予知できるとすればこの特徴を持っているキャラだということです。
ただし,「危険察知」のように身に及ぶ全ての危険を察知できるわけではなく,自然現象に関することだけです。
この特徴を持っていることに対する反応修正はありませんが,迷信深い集団でこの能力を発揮すると尊敬されるかもしれません。
逆に,不吉な存在だとして疎まれるかもしれず,その点の判断はGM次第です。

ビーストマンシップ…−10CP
前提:他の亜人的特徴最低1つ
「バーサーク」の強烈なものです。「バーサーク」とは重ねて取れません。
「バーサーク」の特性に加え,体力が一時的に+3され,知力が−2されます。
このためただのバーサーカーに比べて戦闘能力は増しますが,
仲間に危害を及ぼす率が上がります。
一度野獣化したのを見た相手からは反応修正−2を受けます。
下手をすると狂人と思われるかもしれません。

反射衝動…−10CP
牛がひらひら動くものに反応する,
猫がボールに反応する、ばど
ある状況に対して反射的に攻撃行動を取ってしまう特徴です。
ひとしきり迷惑をかけたあと意思判定に成功すれば正気に戻りますが,
下手すると相手を攻撃してしまうかもしれません。
程度によりけりですが,反応に−1〜−3されます。

摂取量増加…−10CP
普通の人に比べ二倍の食料が必要になります
大食い勝負では有利でしょうが、エンゲル指数が跳ね上がります
生活費+200イェンとして計算してください

強靱な顎…1レベルあたり2CP,最大10レベル
噛みつきなど顎を使った行動に限り,体力にレベルを足せます。
噛みつきダメージが増えるだけでなく,
肉を食いちぎれるかどうかの判定も有利になります。
顎が強いだけでは特に反応修正はありません。

アドレナリンコントロール15CP
文字道理、アドレナリンの分泌量をコントロールし通常では
ありえない動きなどを実現させます。
1秒間に1点疲労することにより能動防御値を+2します。
ただし、分泌をさせるのには判定はいりませんが止めるのには生命力判定が必要です

特異部位-5CP/Lv
体の一部が獣のようだったり、昆虫だったり、第3の目が額にあるかもしれません
ただし、これらの特徴は特別な効果を持ちません。
反応修正を−Lvします。

不愉快な声-10CP
貴方の声は、なぜか聞いていると耳障りな音を奏でます。
歌唱には−4の修正を受け、反応修正は−2されます。

長寿5CP
寿命が2倍になります。老化判定は100歳から2年ごとに実施されます。
外見の老化も人間の二分の一となります。その為、成人は30歳とみなされます。
ただし、知力に限り実年齢と同等と換算します。

蓄音聴覚10CP
一度、聞いた音。会話などを忘れません。ただし再現できるとは別問題です。
この特徴を取得したものは、エルフ耳(長い耳)になります。
変装などに-2、場合によっては反応に-1の修正がかかる場合があります。

自己崩壊10CP
老化判定が始まると、毎日生命力-3で老化判定を行います。
寿命が近くなると急激に体が壊れていき、あっという間に命を失います。
長命の特徴と重複する事は出来ません。

特殊亜人特徴(アキータイプの追加専用特徴orGGM許可種族用)

再生・・・25CP
1時間に1点、生命力を回復させる。

生え変わり・・・15CP
四肢が失われても生え変わる。
通常は失ったものが生え変わるまで1年ほどかかりますが
再生を持っている場合は半年ほどで生え変わります。
ただし、生え変わる回数は生命回数分です

血で生きる者・・・-2CP
一日40gの採取されて12時間以内の血液(獣でもミュータントでも問題ありません、ただし毒性がないこと)を
糧に生きれるものです。また一週間に一度4kgの血液を摂取する事でも生命維持をすることが出来ます。
ただし、一週間に一度の場合の血液は知力8以上のモノの血液ではないといけません。

竜人専用特徴
これらの特徴は竜人ではないと取得する事が出来ません。
また、すべての特徴は後取り可能となります

竜角・・・55CP/25CP (竜爪、竜翼、取得者は取得不可)
竜人の特徴である角が巨大化し、かなり目立つ事になります
魔法の素質3と疲労点1点軽減させる特徴となります。
魔法の素質3を所持している場合は25CPとなります。

隠す事はほぼ不可能でしょう。

竜爪・・・30CP (竜角、竜翼、取得者取得不可)
竜人の特徴である爪が2倍以上に伸びます
その為ダメージが振り+/斬り 突き+2/刺しとなります

竜翼・・・30P (竜爪、竜、取得不可)
背中に巨大な翼を作り出し飛行を可能とします。
ただし1分間に1点ほど疲労します。

竜鱗…15CP
この能力は体の表面に鱗が生えるかわりに
3点の防護点を得る事が出来ます。

竜骨…5CP
とてつもなく丈夫な骨を持っている特徴です。
1点の防護点を得ることが出来ます。ただし体重は10%増えます

竜牙…20CP
丈夫な牙が生えています。
格闘距離で噛み突き行うとき、突き+1/刺しのダメージを与えます。
また、噛み突いたまま防護点を貫ければ自らが望まない限りは抜けず
相手にそのままダメージを与え続けることも可能です。
ただし、刺さりっぱなしのままだと相手の攻撃を避けることも受ける事も出来ません。

竜玉…25CP
竜玉を持つものは古種とよばれ竜人の血が濃い者と言われます。
この特徴を持っていれば竜角、竜翼、竜爪を同時に取得する事が出来ます(ここのCPは支払っていただきます)
気絶、瞑想中など意識レベルを一定以下に保っている間は飲食不要、睡眠不要なり
その間は外部からの刺激には反応せず自ら、意識レベルを改善しない限りは歳を取らず擬似的な不老となります。
また、瞑想を毎日の睡眠の代わりにする事はできません。
さらに瞑想中は再生も止まります。
この特徴を持つものは、体の1部に直径5cmの玉が見えています