補足
ここではベーシックのルールブックからの変更点や当サイトオリジナルの設定
収支判定について説明いたします。
選択ルール、改定ルール
戦闘中の会話について
ガープスの戦闘は1ターンが1秒、当然・・・普通なら喋れません
とはいえ、そんなこといってたら面白くないですし、もろもろの理由によって会話は自由とします
ただし、1ターンに話せる量はGMの判断によって変わります
ながながと戦闘中に演説をしまくってその間に攻撃された場合は、そのプレイヤーの責任となります
また、なるべくなら、相手が登場シーンとかで悪役の基本で名乗ってる最中に攻撃するのは、なるべくお控えください
ときどき楽しい名乗りがあるかもしれません
素手による受けについて(柔道、空手等)
相手が武器をもってる場合は隣接へクスか同一へクスでのみ可能とします
相手が剣をもってる場合を想定して、相手の手を受け止めて止めるからです
いくらあいての攻撃を受けたくても、刃の部分を受けて手を飛ばされたくはないでしょうから
鉤爪や硬い手足の場合は隣接ヘクス以上でも
間合いについて
武器を持っているとそうそう、格闘距離には踏み込めません
その為、格闘動作「間合い」(無い場合は-2ペナ)と敵の武器技能と即決し無手の方が勝ったら
格闘距離に踏み込めます(踏み込んだ直後に攻撃はできません。組み付きと体当たりは例外です)
また格闘距離から逃げる場合はまた即決を行います。
無手が勝つとぴったり張り付かれ間合いを取れません
また間合いは武器同士の場合も間合い勝負をする事は可能です。
間合い即決時は武器の長さがボーナスになります、
例としてショートソードとスピアで闘っている場合、
スピア側が距離2で間合いを挑めば判定値は
スピア側 :武器技能 −3(ペナ分)+2(武器の長さ分)
ショートソード側:武器技能
となります。注意すべき事はボーナスとペナルティは仕掛けた側にだけ付くと言う点です。
荷重によるペナルティ
通常荷重修正は「よけ」にしか影響しませんでした
しかし、ここでは荷重修正の値を「転倒」時にも適応します。つまり
「転倒」してから「膝立ち」になるまでの時間に荷重修正を加えます
通常、「転倒」から「膝立ち」になるのには1ターンしか掛かりません
しかし荷重が1増える毎に「膝立ち」になるまでの時間が1ターン増えます
ただし、「転倒」状態でも「攻撃」「防御」をしながら起き上がる事は可能と言う事になります
軽業の応用とペナルティ
通常軽業は、荷重が超荷重でも使用可能でしたが
不自然なので軽荷までとします。
荷重をペナルティとして付け加えます。
また、転倒状態から軽業-5の判定に成功すると飛び起き即座に立ち上がる事が出来ます
この状態で即攻撃は可能ですが、移動攻撃と見なします
全力攻撃で軽業起き上がりに成功した場合はペナルティ無しで攻撃が出来ます。
大振り攻撃について
突き型でもOKです
全力攻撃の種類
二回攻撃…読んで文字のごとく
ダメージ増加…ダメージを+2する(両手武器の場合は+3)
命中率増加
…技能値を+4する
移動攻撃…移動後攻撃しても大振りにならない
高速準備…準備が1秒までのバランスの悪い武器は準備して即攻撃可能
全力準備…準備が2秒短縮できる
二刀流について
二刀流は左右に武器を持っているときのみ使用可能です。
ただし二刀流で攻撃をする場合は技能−4、ダメージ−1のペナルティで
左右の武器で2回攻撃ができるようになります。
また全力攻撃2回を選ぶのならば、4回攻撃ができます。
特殊な武器の二刀流で通常攻撃で4回攻撃できる場合もあるかもしれませんが
通常攻撃でできる最大攻撃数は2回まで、全力を使用しても4回までとします。
また、二刀流でも格闘動作は1つしか使えません
鎧の重ね着について
重ね着することがでいますが、受動防御は一番上に着た物を採用します
そして、重ね着のために動きづらくなる為敏捷力に−2のペナルティを受けます
受動防護点について
受動防護点は重装備すればするほど当然高くなります、受動防護点が8とかそれ以上になる場合もありますが
どんなに武装して、どんなにがっちがちに固めても最大値は6とします
受動防護点を生来なんらかの理由でもっている場合(亜人の場合など)もこれにあてはまります
この6という数値は、人間が正常に動き回るのに最低限必要な数値です
武器や防具の名称について
たとえば「クォータースタッフ」を「ヘビーバトン」と言い換えたり、「サーベル」を「ククリ」などです
イメージが似通っているものならばまったく問題ないので、キャラクターのイメージを強くするためにも推進します
ただし、元の武器のイメージとあまりに違う名称をつけるのは混乱を招くので遠慮ください
技能「ランニング」について
この技能は「移動力」がふえます、ただしこの増えた移動力は「よけ」には影響しないのでご注意ください
ダメージについて
ときにダメージが「1d+4」や「1d+7」になる場合があります
この場合は+4で1dに繰越、+7で2dに繰越にさせていただきます、つまり「1d+4=2d」「1d+7=3d」です
ダメージ貫通について
胴体に対するダメージの場合「刺し」型のダメージの場合は、最大でも生命力分のダメージしか与えません
頭や中枢器官については生命力の3倍までです
火球や電光の呪文は胴、頭、中枢器官に対するダメージは生命力の2倍までです
魔法について
魔法レベルは前提となっている魔法がある場合は、その魔法の技能レベル+−4の範囲でのみ取得可能
たとえば「火炎」を取る場合に、前提条件の「発火」がレベル13の場合、「火炎」は9〜17の間でとらなければなりません
支出、職業表
収支判定について
1セッションごとに、収支判定を行い
成功すると、収支と支出を計算した数値を1/4にした金額を所持金に加えます。
万が一、所持金が−になった場合は借金となります。
この借金は1セッションごとに5%の利子が付きます。
キャラクターの総計CP×10イェン以上の借金になるとロストします。
扶養者について
下記の生活費は1人分の生活費となります。
もし貴方が扶養する妻や子供がいる場合は、生活費は1人につき50%増です。
子供の場合は、教育にかかるお金は計算に入っていません。
あくまで生活費は食住にかかるお金です。衣類など買う場合は生活費外となります。
PCを扶養する場合
同一PLのPCで扶養される事は出来ません。
PLのお互いの合意によりPCがPCを扶養する場合は扶養側PCの生活費で計算を行い
1人につき60%増で計算してもらう事になります。
扶養される側は収支判定を行えません。
地位レベル |
役職 |
生活費 |
6 |
グランドマスター(行政長官) |
10000イェン以上 |
5 |
各組織の長(ギルド、政治家、上級執務官) |
5000イェン |
4 |
各組織の最高幹部達 |
2500イェン |
3 |
大商人、権力者 |
1500イェン |
2 |
親衛部隊、名家の一族 |
800イェン |
1 |
裕福な家庭 |
400イェン |
0 |
一般人 |
200イェン |
−1 |
従者、貧乏人 |
100イェン |
−2 |
犯罪者など |
50イェン |
職業について
この世界では16歳まではキャラクターは両親と一緒にいるという理由で職業につかなくてかまいませんが
それ以降(17歳以上)はなんらかの職業についていると考えられます。
以下の表は主立つ職業とその前提条件、それとその収入です
*がついているものは収支+成功度×10が収入になります
**がついているものは収入×必要技能とさらに成功度×10が収入となります。
(なにか面白い職業を考え付いて、それをやってみたい場合はGMや他のPLと相談の上、合否を問う)
PCを雇う
PCがPCを雇う場合。同一PLでなければ好きな技能で判定をさせ
最大500イェン/月。までの賃金で雇う事が出来ます。
ただし、雇っているPCの収支判定の結果から雇われているPCに支払う金額を−します。
例:AというPCがBというPCを雇っています。AはBに毎月200イェンし払う予定です。
その場合、Aの収支判定は常に−200イェン/月されます。
また、Bが4回セッションして200イェンの給金を稼ぎました。
その後Aがはじめてのセッションを行う場合は収支から−200イェンされます。
つまりBが何回も稼いだ場合。その分Aの財布が軽くなると言うことです
職業名 |
前提条件 |
収入 |
ファンブル |
判定地 |
卑賤な職業 |
|
|
|
|
召使、手伝い |
能力値が全て8以上 |
120イェン |
失/失 鞭打ち2d/6 |
体力と生命力の合計 |
泥棒、こそ泥* |
盗賊系技能3種以上(技能Lv合計で+15以上) |
150イェン |
投獄 |
盗賊技能 |
もの乞い |
能力値全て8以上 |
100イェン |
3d6 |
物乞いor知力 |
中途半端な職業 |
|
|
|
|
下っ端護衛 |
体力13、武器技能14以上 |
200イェン |
2d6/失業 3d6 |
最も高い武器技能−2 |
荷運び |
体力12 |
200イェン |
失業1ヶ月/失業二ヶ月 |
体力 |
宗教者 |
各宗教の信者以上のどれかを取得 |
200イェン |
なし |
神学or吟遊詩人 |
芸人や行商人** |
大道芸人は吟遊詩人か歌唱が10か手品が10以上
|
15イェン |
1d6/2d6 |
相当する技能−2 |
標準職 |
|
|
|
|
ガード |
ガーディアンに所属 |
700イェン |
罰金二ヶ月/失業 |
社会系技能or武器技能 |
魔法屋* |
魔法のレベル合計が+100以上 |
400イェン |
2d/2d |
魔法技能 |
護衛、用心棒 |
武器技能の合計値が+40以上 |
600イェン |
2d/失業 3d6 |
最も高い武器技能 |
何でも屋* |
社会系技能の合計値が+30以上 |
400イェン |
2d/失業 3d6 |
最も高い社会系技能 |
調達屋** |
盗賊系、野外、学術系の技能、合計値が+100以上 |
60イェン |
4d/失業 5d6 |
最も高い野外技能 |
屋台料理人** |
調理が15以上 |
50イェン |
罰金二ヶ月 |
調理技能 |
職人** |
技術系技能14以上 |
70イェン |
失業/失業 二ヶ月 |
技術技能 |
商人** |
商人技能が14以上、店舗を購入済み |
80イェン |
罰金二ヶ月 |
商人技能 |
開業医** |
医療系技能の合計値が40以上 |
90イェン |
罰金四ヶ月 |
医師技能 |
快適な職業 |
|
|
|
|
ソーディアン |
武器技能の合計が+40以上 |
1100イェン |
罰金二ヶ月/失業 |
社会系技能or武器技能 |
ランサー |
学術系の合計が+70以上 |
1200イェン |
罰金二ヶ月/失業 |
学術系技能 |
成功してる商人** |
商人技能が+15以上、地位レベル1以上 |
140イェン |
三ヶ月 |
商人技能 |
規制レベルと武器の合法レベルについて
この世界の規制レベルは3です、つまり普通です
基本的に、法律などもそこまでは厳しくなく、個人個人の利益を尊重した法が定められています。武器の合法レベルも3です。
基本的に戦闘などの類はハンターなどの専門職がいるせいで人々はそこまで重武装する必要がないからです
武具 |
合法レベル |
杖、鞭、棒、盾、皮鎧、鉄棒、等 |
5(自由にもてる) |
ナイフ、片手斧、短剣、弓、鎖、チェーンメイル等 |
4(犯罪者じゃなければ自由にもてる) |
剣、槍、フェイシング、鉈刀、銃器等 |
3(認可必要あり、原価20%高め、ただし、組織所属者は自由に購入できる) |
フレイル、鉄鎧(コースレット以上は除く) |
2(ハンター等特定の組織所属者なら購入できる) |
両手斧、ポールアーム、コースレット以上の鉄鎧 |
1(特別許可がないと購入できない) |